一昔前まではカップルが簡易的に宿泊や休憩ができるホテル=「ラブホテル」の愛称で親しまれてきました。 昨今ではこのラブホテルが形態や外観、サービスに至るまでを一新した「レジャーホテル」として進化しています。

1.ラブホテルとレジャーホテルの違い?


ラブホテルとレジャーホテルでは何が違うのか?
ラブホテルの場合、店舗型性風俗特殊営業の4号営業に分類され、業界内では主に「4号営業ホテル」と呼ばれています。
この「4号営業ホテル」として運営していくためには風営法の届け出が必要となり、当然風営法となるといくつかの制限が設けられています。
しかしながら、4号営業ホテルの許可があればカップルが安心して利用できる設備が充実しているという点で大きなメリットがあります。

例)
・入店時、スタッフとの対面がなくパネル式で客室を選択できる
・自動精算機を各部屋に設置
・カップルで楽しめるアダルトグッズを各部屋に設置
このように、誰とも顔を合わせることなく利用できるのが最大のメリットと言えるでしょう。

では、昨今よく耳にする「レジャーホテル」とは一体どういったものなのか?
レジャーホテルを運営する上で必要な届け出は、主に旅館業に分類されます。
旅館業とは、一般的な旅館、ビジネスホテルのほか、カプセルホテルなどもこの業種に該当します。
レジャーホテルとラブホテルの最も大きな違いとしては、入店時にスタッフと対面式で清算、鍵の受け渡しなど、スタッフの対応が必要となります。

利用されたことがある方はお分かりいただけると思いますが、対面といっても必ずしも顔と顔を合わせることではなく
フロントに小さな小窓があり、そこで金銭や鍵の受け渡しが行われるケースもあります。
各部屋には、コンビニBOXと呼ばれるラブホテルでは当たり前の設備がレジャーホテルでは置けないというデメリットがありますが 希望する方にのみアダルトグッズ専用カタログなどを配布して、そのカタログから商品を選んで注文できるシステムを導入するなど レジャーホテル≒ラブホテルとして運営するのが最近では主流となっています。
実際、私がラブホテルとして利用しているホテルも、実はこのレジャーホテルに分類されているケースが多く、ユーザーとしては、「4号営業ホテル」だろうが「旅館業」だろうが、特に気にすることなく利用することができます。
一方で、レジャーホテルとして確立しているホテルも昨今では多くなっており、ホテル内に書店、レストラン、おみやげコーナーを設置したり、観光地のレジャーホテルでは外国人向けのサービスを導入するなど
レジャーホテルにしかできない魅力的なサービスを展開しています。

2.アメニティーの良さがポイント!


ラブホテルやレジャーホテルは、各部屋の設備が最新家電であったり、閉鎖された空間の中でもゆっくりとリラックスできる癒しのアイテムなど
対面にならないからといってそこにサービス精神がないわけではなく、むしろ、対面にならないからこそ細やかなサービスを提供することで 利用客に満足してもらうためのスタッフの努力が多岐にわたります。

その中でも特にアメニティアイテムの充実ぶり。

高級ホテルと同レベルのアメニティアイテムを取り揃えているホテルが多く存在し
一流メーカーのシャンプーやボディソープ、化粧水は当たり前。
いつも自分自身が使っているシャンプーを利用したい場合は、フロントに電話すれば用意してくれるケースもあります。
宿泊する上で必要となるものが全て揃っているのがラブホテルやレジャーホテルの魅力でもあります。
なぜここままでのサービス、おもてなしができるのか?
大前提として、ラブホテルやレジャーホテルの場合、カップルの突発的な利用が多いのも事実。
その突発的なお泊まりでも、気持ちのいい朝を迎えてもらおうと心がけた結果がこのサービスの充実へと繋がっているんだと思います。

では、どのようなアメニティアイテムがあるのか?
「なんでもあります!」が正解だと思いますが、いくつかご紹介させていただきます。
シャンプー、ボディソープ、ボディスポンジ、ウォッシュボール、ボディタオル、固形石鹸
洗顔料、マウスウォッシュ、歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、ヘアネット、ヘッドバンド、ヘアゴム
コットンセット、ヘアクリップ、綿棒、化粧水、入浴剤、スリッパ、ティーパック、コーヒーパック
などなど・・・
上記に挙げたアメニティアイテムは、基本的にどのホテルでも常備しているものばかりです。
むしろ、これらがないホテルだと、ユーザーへのおもてなしが足りないと評価されてもおかしくありません。
さらに、これらのアメニティアイテムは使わずに持ち帰ってもOKなホテルがほとんどです。
これだけのアメニティアイテムを揃えるだけでも、かかるコストを考えると悩ましいものです。

さらに!
アナタのホテルだけのオリジナルパッケージを製造しませんか?
ホテル名やロゴをアメニティアイテムの袋などに印字して、ワンランク上のおもてなしを実現!

3.ホテルのイベントや設備を紹介!


ラブホテルやレジャfめに、様々なイベントや充実した設備など
一流ホテル並みのひとときが味わえるホテルが数多く存在します。

その中でも特にオススメのイベントや設備を紹介します。


ジャグジー付きの大きなお風呂&露天風呂

レジャーホテルの魅力として忘れてはならない大きなお風呂。
ゆっくりくつろぐことができ、カップルで入浴しても十分な広さがあるのは嬉しいですね。
お風呂によっては、ジャグジーが付いていたり、露天風呂になっていたり
ライトアップされたり、お風呂ごと回転したり・・・映画のワンシーンのようなお風呂を堪能できるのはレジャーホテルの醍醐味です。

ベッド

レジャーホテルの利用者は主にカップルが大半を占めていることもあり
ベッドは二人で寄り添って眠れるクイーンサイズやキングサイズのものがほとんどです。
レジャーホテルも当然、宿泊客を泊めるために運営しているので
寝心地の悪いベッドでは満足してもらえるはずもなく、ベッドにこそ高いコストをかける業者様が多いのも事実です。
また、高級で充実したベッドだからこそ、アバンチュールなひと時を存分にお楽しみいただけます。


テレビ&VOD

大きなお風呂に大きなベッド、とくればテレビも大きくないと満足してもらえません。
壁掛けテレビを採用したり、映画館さながらのホームシアターを採用したり
話題の映画やドラマももちろん、アニメやライブ映像まで多彩なジャンルを見ることができるVODを導入するなど
テレビでできることの幅も広がり、今やアダルト作品を見るためではなく
多種多様なお客様のニーズに合わせたテレビ鑑賞を可能にしました。
さらに、音響システムにもこだわり、リアルサウンドでカラオケを楽しむこともできます。
これは、レジャーホテル特有の防音性能を最大限に活用していると言えるでしょう。


ポイント採用・会員特典

レジャーホテルに限らず、飲食店やショッピングなど多岐にわたり採用しているポイントシステム。
ポイントは各ホテルによって貯まり方も使い方も異なりますが、どんなポイントであっても
次回の利用がお得になることは間違いありません。
レジャーホテルの多くがこのポイントシステムや会員特典を採用しており
会員特典に至っては、宿泊するだけで様々な特典が受けられるというメリットもあり
利用頻度の高いレジャーホテルでは確実と言っていいほど会員になるべきです。
一昔前までは、会員カードを常に携帯しておかなければならず万が一の時には悪魔のカードに変貌してしまうわけですが
昨今では携帯アプリなどで管理されるなど、わざわざカードを携帯しなくても
会員特典が受けられるようになっており、本当にいい時代になったなぁと感心させられます。


ルームサービス

レジャーホテルでは、昼夜問わずいつでもフードメニューが注文できることがあります。
これは、様々な時間帯に利用してくるお客様のために欠かせないサービスと言えるでしょう。
さらに、最近では一流ホテルの味が楽しめる料理があったり、超人気店のスイーツが期間限定で販売されるなど
ルームサービスにおいても、ワンランク上のおもてなしをアピールするレジャーホテルが数多く存在します。
また、季節限定メニューを幅広く展開しているレジャーホテルもあり
夏のメニューやハロウィンに合わせたメニュー、クリスマス限定メニューなど
フードひとつとっても、季節ごとに変わっていくことでユーザーを飽きさせない企画がたくさん用意されています。


女子会イベント

レジャーホテルの多くがこの女子会プランという企画を用意しています。
誕生日やお祝い事など、パーティーとして利用される方が多く
自宅ではちょっと・・・となってしまう場合に、完全プライベートな空間で、より自宅に近い状態でくつろげるのが特徴です。
基本的に持ち込みの制限がなく、風船を膨らませて部屋を彩ったり、シャンパンやケーキ、お好みのフードを用意して
大好きな仲間とワイワイしながら、時にリラックスもできるオリジナルパーティーをサポートしてくれます。


ビジネスプラン

お一人様でも安心して休憩や宿泊ができるのがレジャーホテルの醍醐味。
通常のビジネスホテルよりも長時間の滞在が可能だったり
大きなお風呂やベッドでビジネスホテルでは味わえない贅沢なひと時をお楽しみいただけます。
デリバリーヘルスの利用時には大変重宝され、窮屈なビジネスホテルのベッドでは満足できない方にオススメです。
また、テレビでアダルト作品を満喫したり、ひとりエッチ用のアイテムを存分に楽しむことができます。
最近では、お一人様用のオナニーグッズに力を入れているレジャーホテルもあり
出張や急な宿泊でレジャーホテルを利用される方が増えています。

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